近年、副業をして年収を上げることに成功しているサラリーマンが増えています。多くの大企業は副業を容認し始めて、容易に自由な働き方ができる時代となりました。
日本特有の終身雇用制度や年功序列は崩壊し、会社員はいつリストラされるか分かりません。サラリーマンにとって、副業でスキルを身につけながら稼ぐことができればリスク回避にもなります。
ただし、副業を始めるには、本業に支障をきたさないように継続しやすい仕事を選ぶことが大切です。そこで今回は、サラリーマンにおすすめの副業10選と副業の選び方をご紹介しましょう。
サラリーマンが気軽に稼げる副業10選
政府は働き方改革を推し進めており、サラリーマンも副業によって報酬を得たり、人脈を広げやすくなりました。副業の種類は幅広く、専門知識・スキルが必要な仕事と誰でも始められる仕事があります。
例えば、プログラミングやウェブデザイナーといった副業は専門知識・スキルが求められます。その一方でブログやアンケート調査といった仕事は特別なスキルがなくても稼ぐことが可能です。
①アンケートモニターで稼ぐ
副業のために長期間勉強したくない方、手っ取り早く稼ぎたいサラリーマンにはアンケートモニターがおすすめ。アンケートモニターサイトに無料登録して、企業やメディアの簡単な質問に答えるだけで報酬がもらえる簡単な副業です。
通勤時間や休憩時間にスマホからサクサク答えるだけで、副業できる手軽さがポイント。アンケートモニターサイトは複数登録して、多くのアンケートに答えれば、月3万円は突破します。
②ポイントサイトで稼ぐ
スキマ時間にコツコツ稼ぐならば、「ポイントサイト」も要チェックです。「ポイントサイト」は広告サイトをクリックしたり、ゲームをダウンロードして試したり、アンケートをするだけの単純作業でポイントが貯まります。貯まったポイントは現金や電子マネー、ギフト券に変えることができます。
③覆面捜査官
「覆面捜査官」とは飲食店や小売店へ行き、一般客になりすましてサービスや対応を調査する副業です。食事やエステなどサービスを受けた後、チェックリスト見ながら、サービスの内容をレポートにまとめて提出します。「覆面捜査官」の報酬は1,000〜5,000円と幅広く、お得感のある副業です。
④メルカリ・オークションに出品する
副業のためにスクールに通ったり勉強するのは疲れる…という方には不用品で稼いでみてはいかがでしょうか。使っていない書籍やDVD、衣料品、雑貨、バッグ・靴・帽子・時計などがあれば、ネット上で売れるかもしれません。
不用品をメルカリやYahoo!オークションに出品すれば、部屋もスッキリして臨時収入も得られます。出品で稼ぐことに慣れてきたら、安く物を購入して高く売る「せどり」でも稼げるようになります。ただし、商品の説明や出品、入札者とのやり取り、梱包作業など手間と時間がかかるので注意しましょう。
⑤ブログ・ウェブサイトを運営する
比較的誰でも簡単に始められる副業はブログ・ウェブサイト運営です。ブログやウェブサイトを運営するには、基本的なライティングスキルが必要ですが、作業しながら学ぶことができます。
仕事をしながらライティングスキルが向上すれば、毎月20〜30万円は安定して稼げるようになります。
ブログ・ウェブサイト運営は文章を書くことが好きな人や趣味が多い人におすすめです。
サラリーマンでも休みの日やスキマ時間に記事を書いて、マイペースで継続しやすいのがメリット。好きなテーマで記事を書き、コンテンツにアクセスを集めると、広告収入を得ることが可能です。
ブログの広告収入には大きく分けて、「Googleアドセンス」と「アフィリエイト」があります。「Googleアドセンス」はブログに多くのアクセスを集めると安定収入に繋がります。
安定して収益化されるまで最低でも半年から一年はかかるので、即効性はありません。アクセスが集まるまで、諦めずにコツコツとコンテンツを継続することが大切です。
「アフィリエイト」の場合は、Amazonアソシエイト、ASPと呼ばれる業者に登録する副業です。ブログ記事に商品・サービスを紹介したリンクまたはバナーを貼り付け、ユーザーが購入・契約などに至った場合は報酬が入ります。
サラリーマンは長く無理なく継続できるように書きやすいテーマ・商材・サービスを選びましょう。仕事や趣味を活かしてブログ・ウェブサイト運営をすると、安定的に稼げるようになります。
⑥クラウドソーシングサイトで稼ぐ
「クラウドソーシングサイト」は仕事を発注したい企業(または個人)と仕事を受けたい人をマッチングするプラットフォームです。日本で知られているクラウドソーシングには「ランサーズ」や「クラウドソーシング」などが挙げられます。
一度覗いてみると分かりますが、案件の種類が幅広く揃っており、自分の知識・スキルに合わせて副業に活用できます。
特別な知識・スキルがなく、副業の時間も取れないサラリーマンにはアンケートやレビュー入力などの簡単作業がおすすめ。単価は数百円と安めですが、スキマ時間にコツコツ進めれば、月に3万円程度は稼ぐことが可能です。
自分でブログ・ウェブサイト運営すると、すぐに収益化できません。しかし、クラウドソーシングならば、作業をして納品後にすぐ報酬を得られるのがメリット。仕事の受注から納品までインターネット上で完結するので、パソコン一つで始められる副業です。
⑦経験・スキルを販売する
語学が得意な方、メイクアップやネイルなどのスキルがある方は、サービスを商品化して販売する副業があります。人に教えられる技術・スキルがあれば、「ココナラ」・「ストアカ」などのプラットフォームを利用して商品を販売してみましょう。
「ココナラ」は自分のスキル・知識をワンコインの500円から販売できるサイトです。転職相談や電話占いなど、趣味や特技の延長で商品化もできるので、気軽に始められる副業です。
⑧プログラミング案件を受注する
サラリーマンにおすすめの副業はプログラミング案件を受注して稼ぐことです。プログラミングには学ぶべき言語を理解して、基礎言語を学ぶ必要があります。
ウェブ制作会社に勤めているサラリーマンならば、知識とスキルを備えているので、稼ぐことが可能です。プログラミングの知識がない方は、休みの日やスキマ時間を活用して、コツコツと言語を学びましょう。
プログラミング学習はスクールに通う他にも、ウェブ上で学べるプログラミングコースがあります。「Tech Academy」は未経験からWordPress、HTML、CSS、などの言語を最短3ヶ月間で学ぶことができます。チャットサポートがあるので、忙しいサラリーマンも効率的に学べるのでおすすめです。
プログラミング言語をマスターしたら、「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトに無料登録しましょう。プログラミング案件が見つかるので、案件に提案し、自宅でプログラミング作業をします。
ウェブ上で納品すると、自分のアカウントに報酬が入る仕組みです。安定的に稼げるようになると、サラリーマン副業で平均月20〜30万円稼ぐことができます。長く稼げる知識・スキルを身につけて稼ぎたい方はプログラミング副業を検討してみましょう。
⑨ウェブデザイナー
安定的に副業で稼ぎたいサラリーマンにはウェブデザイナーもおすすめです。企業・個人からウェブサイトのデザインを受注して稼ぐ副業です。
ウェブデザインを学ぶにはスクールや学習サイトでプログラミング言語やPhotoshopなど様々なツールを学ぶ必要があります。ウェブデザイナーは専門知識とスキルが求められるため平均月20万円近くなり、高報酬が魅力です。
クラウドソーシングのクライアントが求めるデザインを実現するため、正確に希望を把握するコミニュケーション能力も大切です。
⑩株式・FX(外国為替証拠金取引)
長期的な目線でじっくりと資産を増やしたい方には
株式・FX(外国為替証拠金取引)がおすすめ。大企業に勤める多くのサラリーマンも株・FXで月に数十万円の収益を得ています。
忙しいサラリーマンもネット証券会社を利用すれば、スマホから簡単に銘柄の売買が可能です。FXは低資金でもレバレッジをきかせて、何倍・何十倍もの大きな額を取引できるのがメリット。
初心者から始めると、投資で稼げるようになるまでに平均半年〜1年くらいかかります。投資に興味がある方は証券会社・FX業者のセミナーやオンラインセミナーをチェックしましょう。
まとめ
副業によっては、すぐに報酬に結びつかない仕事もあるので、選び方には注意が必要です。専門知識・スキルを身につければ、稼ぐまでに時間がかかりますが、副業でも大きな報酬となります。
簡単なアンケート調査などはすぐにお金になりますが、大きな金額にはなりません。サラリーマンは副業でどれだけ稼ぎたいのか、事前に決めておきましょう。