多くの主婦が「生活費を増やしたい」「旅行のお金を貯めたい」と言った、お金に関する悩みを抱えていると思います。そんな専業主婦に人気のあるテーマの一つに「節約術」がありますが、節約するのではなく、「稼ぐ」ということを考えたことはあるでしょうか。
副業して稼ぐことで節約しなくても貯蓄をすることができ、いまでは副業も様々な種類があり手軽に始めることができるようになっています。
しかし、そんな副業も経費が掛かるものと掛からないものがあり、主婦には経費が掛からない副業の方がおすすめと言えます。
そこで、今回は経費が掛かる・掛からない副業のご紹介と、経費計上できるものはどのようなものかをご紹介していきます。
経費が掛かる副業
まずは、経費が掛かる副業にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。
結婚相談所の副業
主婦をしながら副業する仕事の一つとして挙げられるのは、結婚相談所の副業です。
結婚相談所の仕事は、パートナーを求める男女を成婚に結びつけるという仕事で、婚活パーティーを企画したり、結婚相談を受けたり、司会をしたりするなどを行う仕事です。
この結婚相談所の仕事をするためには、個人で始める場合には特別な経費は掛かりませんが、フランチャイズなど有名な企業のブランドを使って行う場合には、フランチャイズ加盟のために初期費用が掛かることがあります。
美容品・健康品販売の副業
美容に良い商品や健康に良い商品を扱い、販売する仕事も経費が掛かることがあります。
どこかの会社に所属し、会社から支給された美容品や健康品などを販売する上では特に経費は掛かりませんが、先に商品を購入して、顧客に販売するなどの手法の場合には、経費としてはじめに自分が購入しなければならないケースがあります。
せどりによる副業
せどりは、服や本、家電などを安く購入して、購入した金額よりも高い金額で販売し、その差額を利益として稼ぐというもので、オークションやメルカリ、Amazonなど様々な方法で行うことができます。
しかし、せどりを行うためには、商品を先に購入する必要があるため、その購入する費用が経費として掛かってしまいます。
経費が掛からない副業
次に、経費が掛からない副業を見てきましょう。
経費が掛からない副業としては、「商品」や「備品」「権利」などを購入しないものとして考えられるため、体一つでできる仕事や、既に持っているものでできる副業と言えるでしょう。
アフィリエイトによる副業
アフィリエイトとは、インターネット上に自分のサイトやブログなどを持ち、そのサイトやブログにアクセスした人に向けて広告を表示させ、広告がクリックされたり、広告から商品を購入されたりすることによって広告収入を得るというものです。
このアフィリエイトを始めるには、インターネットから無料のブログなどを登録して始めることも可能となっているため、経費をかけずに始めることができます。
覆面調査による副業
覆面調査とはミステリーショッパーとも呼ばれる調査で、お客さんのふりをしてサービスや接客応対をチェックし、評価をして企業に報告するという仕事です。
覆面調査をすることで企業側はお客様視点でサービス向上を図ることができ、多くの企業で取り入れられている手法です。
この覆面調査の仕事はさまざまなサービス提供会社で実施されており、サービス利用料などは後から報酬と一緒に戻ってくるため、必ず戻ってくる経費と言えるでしょう。
データ入力やライティングの副業
パソコンを使った仕事や、スマートフォンを使った仕事は、今ではどこの家庭でもパソコンやスマートフォンを持っていると思いますので、経費は掛からないと言えるでしょう。
その中でも、データ入力やライティングによる副業は、スマートフォンやパソコン一つでできるもので、経費をかけずに確実に稼ぐことができます。
データ入力やライティングは働いた分だけ稼ぐことができ、在宅でもできる仕事となっているため、頑張って稼ぐ方は副業だけで数万円稼ぐことも可能です。
しかも、経費が売上よりも高くなるということはまずないため、リスクも少ないでしょう。
家事代行の副業
主婦の副業として天職ともいえるのが家事代行の副業です。
家事が嫌いな方もいると思いますが、主婦は家で家事をしていることが多いと思いますので、家事代行の仕事は要領よくこなすことができるでしょう。
家事で困っている方は世の中には結構多く、空いた時間を利用して副業することができます。
家事代行の仕事は経費をかけることなく、自分の身ひとつで行うことができるため、働いた分だけ利益になると考えられるでしょう。
治験の副業
治験は、製薬会社が開発した薬の臨床試験に協力するという仕事で、体一つで行うことができ、治験の協力依頼は沢山あります。
治験の多くは海外で既に利用されているものや、安全性を確認されたものが多いため、そこまでのリスクはありませんが、絶対大丈夫という保証もないため、高額な謝礼を受け取ることができます。
このように、経費をかけなくても稼げる仕事は沢山あり、リスクを減らして副業をしたい場合には、このような経費が掛からない副業を選択すると良いでしょう。
経費計上できるものの例
次に、経費計上できるもの・できないものを見ていきましょう。
そもそも経費計上は認められる?
副業において、経費は認められます。
所得を得るために必要な経費は、経費計上でき、食と金額を出す上で、売上から経費を差し引いて計算することができるようになっており、経費計上することは自分の利益を多く出すために必要なことです。
経費計上できるもの
経費計上できるものにはどのようなものがあるのでしょうか。
経費計上できるものの代表的なものとしては、物販においては商品を購入した仕入れの費用や、発送費用、宣伝広告費などが挙げられ、これらは商品を販売する上で必要な経費と言えるでしょう。
また、パソコンなどで副業する場合には、インターネット回線の費用やパソコンを購入する費用、カメラや仕事机なども経費計上できるでしょう。
自宅で副業を行う場合には、家賃全てを経費にすることは出来ませんが、仕事場として家賃の一部を経費計上することも可能です。
しかし、これからは活動している内容や、副業の種類によって異なるため、税理士などに相談することで正しい判断が出来るでしょう。
経費計上できないもの
次に、経費計上できないものにはどのようなものがあるのでしょうか。
それは、プライベートで利用した費用で、仕事に関係のないものとなっており、具体的にはレジャー施設で使ったお金や、プライベートで観戦したスポーツのチケット代、旅行先のホテルの費用などは経費計上することは出来ません。
しかし、目的が仕事であり、仕事をするために利用した移動交通費や、ホテルの宿泊費については一部経費にすることも出来るため、税務署で申告をする際に確認しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、主婦の副業で経費が掛かる副業と掛からない副業、経費計上できるものとできないものについてご紹介してきました。
経費が少ない副業の方が利益率は多くなりますが、中には経費を沢山かけてもそれ以上に稼げる副業もあります。
リスクを少なく働きたいということであれば、初めに掛かる経費を少なくできる副業を選択することがおすすめです。