Eight は使いやすい？| メリット＆デメリットも合わせてご紹介

※ 2020年9月現在

Eight（＋プレミアム）の概要

無料で手軽に始められる名刺管理ツールEight は Sansan の運営会社より提供されています。

Eight の料金体系は２つになっており、無料で使用できる個人向けの『Eight』そして、名刺情報が共有できる『Eight 企業向けプレミアム』です。

いずれも Sansan の提供会社がこれまでの名刺管理ツールの運営で培ったノウハウはそのままに、高セキュリティに保護された高性能な名刺管理ツールを無料から低価格で利用できるのが Eight の最大の魅力です。
もちろんマルチデバイスにも対応しており、スマホ・PC・Macを問わず利用が可能です。

また Eight には無料ツールでも使用可能なクローズドなSNS機能が標準搭載されています。
こちらのSNS機能を使って、Eight ユーザー同士が個別にメッセージをやりとりすることができ、他のSNSのように第三者に投稿を閲覧される心配はありません。
またこの機能を利用することで、Eight ユーザー同士であればオンラインでの名刺交換も可能です。

Eight の特徴的な機能

こちらの項目では、Eight および Eight 企業向けプレミアム の特徴的な機能５つをご紹介します。

1. 無料から低価格で利用可能

Eight は名刺共有機能のない個人向けツールであれば、無料での利用が可能です。無料ツールであっても、名刺管理ツールとしての機能は十分であり、SNS機能も付随しています。

よりビジネスツールとして名刺管理ツールを利用したい場合は Eight 企業プレミアムが提供されています。Eight 企業プレミアムでは、名刺登録枚数は無制限でありながら、Sansanよりも低価格にて高性能な名刺管理ツールの利用が可能です。

2. SNS機能を標準装備

Eight は全てのツールに無料のクローズドSNS機能を搭載しています。Eight ユーザー同士でのメッセージのやりとりが可能であり、自分のプロフィールを登録することで、オンライン名刺としても利用できます。

またEight でつながっている他のユーザーが、転職や昇進などで名刺の内容を変更した場合には、別のユーザーに自動通知が届きます。ユーザーが手作業で登録した名刺データの内容を変更する必要はなく、業務の効率化につながります。

3. 高精度での名刺データ化

Eight ではスマホでの名刺読み取り機能に加え、対応スキャナで名刺を読み取ることができます。また、スキャンスポットや有料でのスキャンサービスも提供しており、導入時の大量名刺データの読み取りにも対応しています。

読み取られたデータはAI＋オペレータによって、正確にデータ化が行われます。運営会社によって公表されているデータでは、データ化精度は99.9%と非常に高いものとなっています。

4. 高セキュリティ

Eight は前述通り、名刺管理ツール業界シェアNo.1の Sansan によって提供されており、サーバーに保存されたデータは非常に高いセキュリティ環境にて安全に保護されます。

近年、名刺管理のための法律が厳しくなっていることからも、非常に適切な名刺管理方法であると言えるでしょう。

5. プレミアムでは名刺データの出力が可能

Eight の無料版では使用することはできませんが、企業プレミアム版では名刺データをCSV形式で一括ダウンロードすることが可能です。ダウンロードしたデータは、年始の挨拶やお礼状の作成時などに活用することができます。

また、企業プレミアム版では登録したデータの社員間共有が可能となります。名刺データはタグ付けを行うことで、グループ分けすることができるので、より詳細な顧客情報管理が可能です。

Eight の基本データ

プラン別料金・特徴比較表

機能内容

Eight の評判と注意点

Eight は個人で使用するのであれば無料版、企業で使用するのであれば企業向けプレミアムと、ユーザーの環境に合わせての使い分けが可能です。
どちらのバージョンであっても、Sansan 運営会社による高精度な名刺データ化を使用でき、取り込まれた大切な顧客データは高レベルなセキュリティ体制による安全な環境で保護されます。

注意点のとして、Eight には自動での重複確認（名寄せ）の機能が搭載されていません。そのため、ユーザーが手動で重複したデータを削除する必要があります。

また、企業プレミアム版には必ず企業単位で申し込みを行う必要があり、個人での申し込みは行うことはできません。また申し込みには年間契約が必要となります。

そして個人向けの無料版Eight では、社内共有機能を使用することができません。あくまでも取り込みを行なった名刺のデータは個人での利用に限ります。

しかし無料版のツールを複数人で共有して使用することは、Eight の規約違反に当たるため、絶対に行わないようにしましょう。複数人で名刺データを共有する必要がある場合は、必ず企業プレミアム版に申し込みを行なってください。

メリット

デメリット

Eight おすすめポイントのまとめ

今回は Sansan より提供されている個人〜中小企業向け名刺管理ツール『Eight』についてご紹介しました。

Eight は無料〜比較的低価格での利用が可能であり、有料版の企業プレミアム版では、社員間での名刺データ共有および顧客データ管理を円滑に行うことができます。

機能は Sansan に比べて非常にシンプルで、名刺管理に特化されたツールです。また、一部グループウェアとの連携は行うことができますが、基本的には外部ツールとの連携は行うことができませんので注意しましょう。

外部ツールとの連携を行なって、名刺管理ツールを最大限にビジネスに役立てたい場合は、Sansanへのアップグレードをお勧めします。
Eight から Sansan へのアップグレードは、運営への申し込みにより簡単に行えます。

有料版の企業プレミアム版は年間契約が必要であるため、まずは無料版の Eight を利用して使用感を確認したあと申し込みを行うことをおすすめします。

＊こちらは、筆者独自で調査した内容であるため、情報が最新でない場合や内容に差異がある場合がございます。正式な最新情報は公式サイトをご確認ください。