ジョブカンワークフローは低価格で利用可能であり幅広い機能が搭載されているワークフローツールです。最近はCMも流れていますので、名前を耳にしたことがある人も多いでしょう。
ワークフローツールが数多く公開されてる中で、ジョブカンワークフローは幅広い人におすすめできるものです。今回はその特徴についてご説明をします。
ジョブカンワークフローの概要
ジョブカンワークフローは数多くあるワークフローシステムの中で、特に導入数が多いものです。「ワークフローシステムの代名詞」と考えられているものであり、名実ともに実績があります。
人気の理由は「低価格な料金」と「高機能」にあると考えられます。業界最安値で利用できるワークフローシステムでありながら、多くの機能を有しているのです。
また、システムが苦手な人でも使いやすいように、分かりやすく作られています。例えば「項目を選択式にして入力ミスを減らす」「自動入力とする」などの配慮があります。
他にも、「パソコンやスマホなど幅広い端末から利用できる」「英語に対応している」などの特徴があります。これらの中から特に注目したいメリットを後ほどご説明します。
ジョブカンワークフローの料金
ジョブカンワークフローの料金は以下のとおりです。
- 1ユーザあたり月額300円
ジョブカンワークフローの料金プランでは、ボリュームライセンスなどの割引はありません。そのため、純粋に利用する人数分の料金が発生します。
なお、公式サイトによるとユーザが500人を超えるような大企業では「別途お問い合わせ」となっています。詳細は公開されていませんが、大人数で利用する場合は割引される可能性があります。
ジョブカンワークフローのメリット
ジョブカンワークフローのメリットをピックアップしてご説明します。
テンプレートの利用で申請書作成が簡単
申請書のテンプレートに該当する、「フォーム」が用意されています。これを活用すると様々な申請書を簡単に作成できます。「申請書の作成作業は難しそう」
と考える人も多いかと思いますが、ジョブカンワークフローでは簡単な操作で作成できるように考慮されています。
また、あらかじめ用意されている「フォーム」のが豊富であるメリットがあります。様々なフォームがありますので、どのようなワークフローに対しても対応しやすくなっています。種類が少なくてはメリットにかけてしまいますが、そのようなことがなく、フォームのメリットを存分に受けられます。
なお、フォームを利用して申請書を作成する場合、設定が必要となるのは「必要項目の設定」「承認者と順番の設定」程度です。システムの操作に不安な人がいるとは思いますが、ジョブカンワークフローであれば心配がいりません。
せっかくワークフローシステムを導入しても、書式の作成や申請に時間がかかっていては意味がありません。ジョブカンワークフローであれば、フォーマットを活用して誰でも簡単に操作に慣れられます。
ワークフローの設定が容易
ワークフローの設定作業も容易です。上記では申請書の作成について触れましたが、作成後の手順についても簡単です。
ワークフローは申請書ごとに設定ができます。申請書の用途によって承認者が異なるものですので、それを簡単に実現できます。例えば「申請書Aは上長と上位上長」「申請書Bは上長と総務部」などのように設定できます。オプションの設定も可能ですので、必要に応じてこれらの設定もできます。
しかも、ワークフローの定義はイチから考えられるものです。あらかじめ用意れているものを使うだけではなく、必要となるフローに修正して利用できます。「システムであるためワークフローの選択肢は限られている」と変えた人がいるかもしれませんが、業務に合わせて柔軟な設定が可能です。
なお、柔軟な設定が可能ですので、その設定内容についてはあらかじめ検討しておく必要があります。システムに合わせるのではなく、システムが合わせてくれる仕組みです。検討しておかなければ導入してすぐに利用できませんので、既存のワークフローを中心に設定内容を考えておきましょう。
どうしてもワークフローの決定や設定ができない場合は、「初期設定プラン」を利用する選択肢があります。こちらを利用すると、ジョブカンワークフローの担当者がヒアリングをしてくれます。また、その結果をもとに適切な設定もしてくれるのです。必要に応じてこちらの利用も検討しましょう。
低価格で利用可能かつ他サービスとの同時契約で割引
ジョブカンワークフローは、他のワークフローシステムと同様に業界最安値で利用が可能です。他社も最低月額300円に設定しています。料金の安さはジョブカンワークフローのメリットです。
これに加えて、ジョブカンワークフローにはジョブカンが提供する他のシステムとの同時契約で、割引を受けられるメリットがあります。例えば「ジョブカンワークフロー」と「ジョブカン経費精算」を同時契約すると、月額700円が月額600円に割引されます。月々100円の割引ですが、利用人数が多かったり利用期間が長かったりすると徐々に大きな差が生まれます。
ジョブカンのように、複数のサービスを提供する業者はいくつか存在します。ただ、複数サービスの同時契約で割引されるケースは少なく、ジョブカンのメリットといえるのです。
英語対応でグローバル化
最初から英語に対応していますので、グローバル企業でも安心して利用できます。ワンクリックで項目や画面表示が英語に切り替わります。そのため、一つのシステムで日本語でも英語でもワークフローを処理できます。
また、画面表示が英語に切り替わるだけではなく、通知メールも英語に切り替わります。通知メールが日本語ではワークフローを進めるにあたり支障があるかもしれませんが、英語ですのでそのような心配はありません。日本語のわからない上司であっても、スムーズにワークフローを処理してもらえるようになります。
ただ、注意しなくてはならないのは、英語化されるのは画面項目などあらかじめ決められた部分だけです。入力した内容が自動的に英語に翻訳されるわけではありません。導入の設定段階で、英語化されている部分だけが対象です。
まとめ
ジョブカンワークフローは、ワークフローシステムの中で「王道」と言えるものです。そのため、「どのワークフローシステムが良いのかわからない」との状況であれば、ジョブカンワークフローがおすすめです。
実際、機能面も十分なものであり、ワークフローシステムに必要なものは揃っています。加えて、初心者でも使いやすいように考慮されていて、「システム操作は苦手だ」という人でも安心です。
しかも、ジョブカンワークフローは業界最安値の値段設定です。コスト面でも安心できるものですので、この機会に導入を検討してみましょう。
※こちらの記事は、筆者独自で調査した内容であるため、情報が最新でない場合や内容に差異がある場合がございます。正式な最新情報は公式サイトをご確認ください。