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GoogleスライドとPowerPointの違いを徹底比較!ファイルの変換方法まで解説します!

皆さんは普段、どのようにしてプレゼン用の資料を作成していますか?

大多数の方は、Microsoft社が提供するプレゼンテーションソフト・PowerPointを使用しているのではないでしょうか。

 

PowerPointには、スライド作成に必要な機能が数多く搭載しており、とくにビジネスシーンにおいて定番のツールとなっています。

 

しかしここ最近、Google社が開発した無料のスライド作成ツール・Googleスライドの利用者も急増中です。新型コロナウイルスの流行によってテレワークが普及したことで、データを共有しやすいGoogleスライドの利便性に注目が集まっているのです。

 

しかし、実際にどんな機能があるのか、本当に使いやすいのかどうか気になりますよね。そこで今回は、GoogleスライドとPowerPointの機能を比較し、それぞれの特徴やメリットについて説明したいと思います。

Googleスライドでの資料作成を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

GoogleスライドとPowerPointの違い

Googleスライドの特徴

Googleスライドは、Google社が開発したスライド作成ツールです。Googleアカウントさえあれば誰でも無料で利用できます。もちろん、Googleアカウントの作成も無料です。

 

インターフェースや操作性などはMicrosoft社のPowerPointとよく似ていますが、PowerPointに比べて機能が限定的な印象です。

 

一方で、インターネット上でGoogleにアクセスさえできれば、いつでもどこでも、どんなパソコンからでもスライドの作成・編集が可能です。ソフトを自分のパソコンにインスト―ルする必要があるPowerPointに比べると、手軽さに優れています。

共同編集可能

Googleスライドの最大の特徴は、同時編集機能です。クラウド上でデータを管理しているため、別々の場所から複数人が同時にファイルにアクセスしてスライドを閲覧・編集できます。

 

たとえば、プレゼンテーション資料を作る際に、デザイン作成、グラフ作成、文章作成などを複数人で役割分担し、同時にスライドを作り上げることができます。編集内容はリアルタイムで反映されるので、誤って同じ箇所を編集してしまうようなミスも起きません。

 

また、ファイルの共有方法も簡単です。ファイルの右上にある【共有】ボタンで共有用のURLを発行し、共有したい人にURLを送るだけ。データの編集権限や閲覧権限を細かく設定できるので、セキュリティ面でも安心です。

 

PowerPointの場合、編集した内容をその都度データで送る必要があるため、作成内容の共有に手間がかかってしまいます。

自動保存と復元

Googleスライドは、編集した内容を自動で保存できるのも魅力。PowerPointのように、編集後にいちいち上書き保存をする必要がありまません。

 

また、保存されたファイルは、Googleドライブの「マイドライブ」に自動的に保存されるので、うっかりデータを保存し忘れたり、保存場所が分からなくなったりすることもないでしょう。

 

加えて、Googleスライドでは編集履歴から過去のデータを閲覧したり、復元したりすることも可能。もし間違ってスライドを削除してしまっても、編集履歴を遡れば簡単にデータを復元できます。リスク回避もしやすいといえるでしょう。

デザイン性

Google スライドには、PowerPointではあまり見ないようなテーマが用意されています。これらのテーマを無料で使用できる点は嬉しいポイントです。Googleスライドにしかないスタイリッシュなテーマでスライド作成を楽しめます。

 

また、インターフェースはPowerPointとほとんど違いがないため、PowerPointの使用経験がある方なら難なく操作できるでしょう。

インストール不要

Googleスライドはインターネット上でアクセスできるため、PowerPointのように、パソコンにソフトをインストールする必要がありません。また面倒なアップデートも不要です。

 

Google スライドを使うときは、Googleドライブ上のアプリ一覧から、Googleスライドのアイコンをクリックするだけ。ただし、インターネット環境がないとスライドの作成や編集ができない点には注意が必要。

 

インターネットの環境がないオフラインでも作業を行いたい方は、ブラウザの「Google Chrome」を使って「Googleオフラインドキュメント拡張」機能を追加しておきましょう。

PowerPointの特徴

PowerPointは、Microsoft社が提供するプレゼンテーションソフト。ビジネスにおいて必須のツールとなっていますが、使用するには必ず購入する必要があります。

 

PowerPoint単体での購入はもちろん、ExcelやWordと一緒になったパッケージ「Microsoft365」を購入することも可能です。

 

パソコンに最初からMicrosoft365が導入されている場合は、パソコン購入時の金額にMicrosoft Officeの費用も含まれています。

機能の豊富さ

PowerPointは、何といっても機能性の高さが魅力です。プレゼンテーションの出来にこだわって作り込みたいという方には、GoogleスライドよりもPowerPointの方がおすすめ。

 

たとえば、使用できるフォント数はGoogleスライドよりPowerPointの方が圧倒的に豊富です。PowerPointは、日本語のフォントだけでも数十種類用意されているので、フォントでスライドの見え方や表現を変えることも可能です。

 

Googleスライドは使用できるフォント数やフォントサイズが少ないため、スライドの細かい部分までこだわりたい方には物足りなく感じるでしょう。

有料

先述したように、Power Point は購入しないと使用することができません。Microsoft365をパッケージで購入するか、PowerPointのみをインストールする必要があります。

 

2020年12月現在、PowerPoint 2019の値段は16,284円。また、WordやExcel、Outlookの利用も含めた「Office Home & Business 2019」の値段は38,284 円(永年使用可能)。さらに、その他のサービスやセキュリティも加えた便利なサブスクの値段は年間12,984円(月額1,284円)となっています。

 

ExcelやWordを使用する必要がない方は。PowerPointだけ購入するのが1番安く済ませられる方法です。

使い方を調べやすい

PowerPointは、資料作成ツールとして広く使われているため、PowerPointの機能を学べる参考書やホームページが豊富にあります。

 

操作に慣れるまである程度の時間と知識は必要ですが、使い方を簡単に学ぶことができるので、PowerPoint初心者の方でも簡単に扱えるようになるでしょう。

 

PowerPointの操作さえ覚えてしまえば、Googleスライドを使う際に困るようなこともありません。

GoogleスライドをPowerPointに変換する方法

Google スライドで作成したスライドは、PowerPoint形式に変換することができます。

GoogleスライドからPowerPoint形式に変換する方法は、下記の通りです。

指定のGoogleスライドを開く。

「ファイル」を開いて「ダウンロード」を選択。

あとは「Microsoft PowerPoint(.pptx)」を選択するだけ。

 

PowerPointをGoogleスライドに変換する方法

一方、PowerPoint形式のファイルをGoogleスライドに変換する方法は、以下の2通りになります。

GoogleスライドにPowerPointのファイルをインポート

①Googleスライドの「ファイル」を選択。

②「インポート」を選択。

③「アップロード」をクリック。

④変換したいPowerPointのファイルを選択。

⑤「データをインポート」をクリック。

⑥インポート完了。

Googleドライブにアップロードして変換

①Googleドライブにアクセス。

②左上の「新規」を選択。

③『ファイルをアップロード」をクリック。

④変換したいPowerPointのファイルをアップロード。

⑤アップロードしたファイルを右クリック。

⑥「アプリを開く」→「Googleスプレッドシート」の順に選択。

⑦変換の完了。

まとめ

Googleスライドは在宅中に資料作成する方におすすめ

Googleスライドは無料で手軽に使用できるため、簡単な資料作成に適しています。また、複数人での編集や資料の共有もスムーズに行えるので、テレワーク中の資料作成ツールとしてもおすすめ。どのパソコンからでもアクセスできるので、自宅のパソコンでも安心して使用できます。

PowerPointは資料のデザイン性を重視する方におすすめ

PowerPointは、フォントやアニメーションなどの機能がGoogleスライドよりも圧倒的に充実しています。また、操作方法を簡単に調べられる点も魅力。ビジネスシーンなどで、PowerPointの機能を駆使してビ視覚的に優れたプレゼン資料を作成したい方は、PowerPointを購入する価値があるといえるでしょう。

 

なお、Googleスライドの機能をさらに上手く活用したい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

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